メイクは『女性っぽくなる』ツールじゃない — MISAKI のメンズ向け入門講座

HARIBOWプレイヤー兼メイク担当MISAKIが教える、男性受講者向けの舞台メイク入門

この記事を読むと、3つのものが手に入る:

  1. メイクは「女性っぽくなる」ツールじゃない、という新しい視点
  2. ドラッグストアで揃う、入門3アイテム
  3. HARIBOW のメイクが「華美にしない」理由

💭 プロローグ

MISAKI(ミサキ) は、HARIBOW で活動するプレイヤーの一人。スピード(競技)を跳ぶ側であり、チームのメイクと衣装を一手に担う存在でもある。2025年にはフランスのオーディション番組「La France a un Incroyable Talent(France’s Got Talent)」予選で大歓声を浴びた、世界の舞台を経験するメンバー。

そんなMISAKIに、メイク未経験のフリッキーが弟子入り志願。

舞台メイクの第一歩を、教えてもらう。

flekky

MISAKIさん、よろしくお願いします!オレ、メイクとか本当にやったことなくて…

MISAKI: よろしくお願いします!

flekky

そもそも、メイクって、男のオレがやっていいんすかね?

MISAKI: メイクは「女性っぽくなる」ツールじゃないので、チャレンジしてみてください!

flekky

!!!


🎭 第一章: MISAKI ってどんな人?

HARIBOW プレイヤー兼メイク・衣装担当の MISAKI

flekky

まず、MISAKIさんのこと教えてもらっていいすか?ダブルダッチ歴とか

MISAKI: ダブルダッチ歴は12年です。

flekky

12年!?ベテランすぎる…

MISAKI: HARIBOWでの役割は、スピード、メイク、衣装の3つ。

flekky

跳ぶ側でもあるんすね。プレイスタイルは?

MISAKI: 女性らしい魅せ方のスピードと、競技スピード。両方やっています。

flekky

魅せ方と競技、両方できるってめっちゃ強くないっすか?

MISAKI: …(笑)


印象に残っている舞台について聞くと、MISAKIはこう答えた。

MISAKI: Incroyable Talent 2025 です。

これはフランスのオーディション番組「La France a un Incroyable Talent(France’s Got Talent)」のこと。HARIBOWは2025年、この番組の予選に出場し、大歓声を浴びた。

その時の映像はこちら(3:07 から HARIBOW のパフォーマンス):

動画: La France a un Incroyable Talent 2025(YouTube)

flekky

フランスで大歓声…!オレも観たけど、鳥肌立つやつだ


💄 第二章: メイクは「女性っぽくなる」ツールじゃない

flekky

で、本題なんすけど。男がメイクって、やっぱハードル高いっす…

MISAKI: 最初は難しいですが、練習すればみんなできます。メイクは「女性っぽくなる」ツールではないので、チャレンジしてみてください!

flekky

うっ、刺さる。じゃあメイクって何なんすか?

MISAKI: 男性メンバーのメイクは、各々の顔立ちに合わせます。基本的には骨格を意識する。

flekky

骨格?

MISAKI: 顔の骨の形に沿って、影や光を入れていく。「女性っぽくする」のではなくて、その人の顔の良さを引き出すツールです。

flekky

それなら、男でも全然ありっすね…


🌿 第三章: すべては「スキンケア」から始まる

flekky

跳ぶ前のメイクで、これだけは絶対!ってルーティンあります?

MISAKI: スキンケアを欠かさないこと。

flekky

スキンケア…メイクの前の話っすか?

MISAKI: はい。肌が整ってないと、メイクも乗らないので。

flekky

受講者にメイクの第一歩を教えるなら、何ですか?

MISAKI: スキンケアをしてみる、眉毛を整える。

flekky

あれ、いきなり化粧じゃないんすね

MISAKI: メイクの前に、土台を作るのが先です。


ここで、スキンケアの2つの基本も整理しておく。「土台を作る」を、明日からドラッグストアで始められる形に。

💧 化粧水 — 肌に水分を入れる

何ができるか:

  • 洗顔で乾燥した肌に水分を補う
  • 後の乳液やメイクのノリが変わる

選び方:

  • 男性ならドラッグストアの「メンズライン」で OK
  • ドラッグストアで 800〜1,500円程度

使い方:

  1. 洗顔後、タオルで顔を軽く押さえて水気を取る(こすらない)
  2. 手のひらに 500円玉サイズを取る
  3. 顔全体に押し当てるように馴染ませる(叩かない)
  4. 額・鼻・あごの「Tゾーン」も忘れずに

注意:

  • 顔をタオルでゴシゴシ拭くと肌が荒れる、押さえるだけ
  • 1日2回(朝・夜)が目安

🧴 乳液 — 水分を閉じ込める

何ができるか:

  • 化粧水で入れた水分が蒸発しないようにフタをする
  • 肌の表面を整えて、メイクの密着度を上げる

選び方:

  • 化粧水と同じシリーズで揃えると失敗しにくい
  • ベタつくのが嫌なら「さっぱりタイプ」

使い方:

  1. 化粧水の後、肌が湿っているうちに
  2. 手のひらに 10円玉サイズ
  3. 額・両頬・鼻・あごに置いて、顔の中心から外側へ薄く
  4. ベタつきが残ったら、ティッシュで軽く押さえる

注意:

  • 量が多すぎるとベタつく、少量で薄く
  • 朝は薄めに、夜はしっかりめが定番

🛍 第四章: ドラッグストアで揃う、入門3アイテム

flekky

入門者がまず揃えるべきアイテム、教えてください!

MISAKI: 基本的にはドラッグストアで全部揃います!

flekky

マジで?

MISAKI: 最低限なら、3つだけでナチュラルメイクはできます。

  1. アイライナー
  2. 下地
  3. リップ

これがあれば、ナチュラルメイクは完成です。


ここで、3つの基本アイテムをもう少し詳しく見ていこう。それぞれ「何ができるか / 選び方 / 使い方 / 注意」で整理する。完全な入門者向け、買う前に読む基礎知識。

基本3アイテム — アイライナー / 下地 / リップ

1️⃣ アイライナー — 目元を引き締める

アイライナーを引く位置

何ができるか:

  • 目の輪郭をはっきりさせて、表情を強くする
  • 遠くから見ても「目力」が伝わるようになる

選び方:

  • 初心者は「リキッドタイプ」より「ペンシルタイプ」が失敗しにくい
  • 色は「ブラウン」を選ぶ(黒は強すぎる、ブラウンは自然)
  • ドラッグストアで 500〜1,500円程度

使い方:

  1. 鏡を顔の少し下に置く(上から覗き込む形)
  2. 目を半分開けて、まつ毛の生え際を「点で繋ぐ」感覚で線を引く
  3. 一気に引かない、少しずつ「点を繋ぐ」のがコツ
  4. 目尻は 1〜2mm 外側に伸ばすと印象が強くなる
  5. 男性なら、引いた後に綿棒で軽くぼかす(線が目立たなくなる)

注意:

  • 上まぶただけで OK、下まぶたは初心者には難しい
  • 失敗したら綿棒 + 乳液で軽く拭けば消せる

2️⃣ 下地 — 肌のトーンを整える

下地を塗る5点 — 額・両頬・鼻・あご

何ができるか:

  • 肌の色ムラ・赤み・くすみを整えて、舞台でも「顔が飛ばない」状態に
  • ファンデーション無しでも肌がキレイに見える

選び方:

  • 初心者は「BBクリーム」または「色付き下地」
  • 自分の肌に近い色を選ぶ(店員さんに聞いても OK)
  • ドラッグストアで 800〜2,000円程度
  • 男性も普通に買える、店員さんもよく案内してる

使い方:

  1. 洗顔・スキンケア後、肌が乾いた状態で
  2. 指先に「米粒2つ分」を取る(つけすぎ注意)
  3. 額・両頬・鼻・あごの5点に置く
  4. 顔の中心から外側に向かって、指で薄く伸ばす
  5. 髪の生え際・フェイスライン(顔の輪郭)は特に薄く
  6. 首との境目で色が変わらないよう、馴染ませる

注意:

  • 厚塗りすると「メイクしてる感」が出る、薄く広げる
  • 鼻の脇のくぼみは指で押し込むように

3️⃣ リップ — 顔色を良く見せる

リップを塗る位置

何ができるか:

  • 顔全体の血色感を上げて、生き生きした印象に
  • 照明下でも顔が「白く飛ばない」効果

選び方:

  • 初心者は「色付きリップクリーム」が安全
  • 男性入門なら「コーラル系」(オレンジ寄りのピンク、自然)
  • 女性なら「赤系」「ベージュピンク」など、衣装に合わせる
  • ドラッグストアで 500〜1,500円程度

使い方:

  1. 唇のカサつきが気になる時は、まずリップクリーム下地
  2. リップの先を唇の中央に当てる
  3. 中央から外側に向かって、薄くなぞる
  4. 男性は「色が乗ったか分からないくらい」が自然
  5. 仕上げに、唇を軽く擦り合わせて馴染ませる

注意:

  • 男性は「ツヤツヤしすぎ」に注意、マットなものを選ぶ
  • 食事の前後では塗り直す

3アイテムを使ったメイクの流れ図


flekky

3つだけでいいんすか…思ったよりハードル低い

MISAKI: 最初は難しいけど、練習すればみんなできます。


🎨 第五章: 跳ぶ MISAKI、現場のリアル

flekky

MISAKIさん自分が跳ぶ時、メイクって全部自分でやるんすか?

MISAKI: 全部自分です!

flekky

動いてる最中にメイク崩れたら、どうします?

MISAKI: 何も気にしません(笑)

flekky

気にしない!?

MISAKI: 跳んでる最中は、基本的にはメイクのこと忘れてます。

flekky

プロ感やべぇ…


メイクで自信が変わるって、よく言われる。実際どうなのか聞いてみた。

MISAKI: 日常から、メイクで自信が変わると思っています。

flekky

日常から…

MISAKI: 大会の日だけじゃなくて、普段から。


✨ 第六章: HARIBOW のメイクの「らしさ」

flekky

HARIBOWのメイクの「らしさ」って、何かあります?

MISAKI: 華美にしすぎない。等身大の自分達でいること。

flekky

華美にしすぎない…なんで?

MISAKI: ダブルダッチって、自分達のリアルが出るパフォーマンスだから。盛りすぎると、それが嘘っぽくなってしまう。

flekky

衣装とメイク、どっちを先に決めるんすか?

MISAKI: 同時に考えて、強いインスピレーションが沸いた方に合わせます。

flekky

メンバーごとに「この人にはこの色」とかあるんすか?

MISAKI: あります!

flekky

(さらっと言ったけど、めっちゃ気になる…)

シルク・ド・ソレイユのオーディション当日、HARIBOW 5人 シルク・ド・ソレイユのオーディション当日に撮影した HARIBOW 5人。この日のメイクは、衣装に合わせて MISAKI がメンバー全員分を担当した。「メンバーごとに、この人にはこの色」という MISAKI の言葉の実例。


大会、ショー、撮影。場面が違えばメイクの強度も変わる。

MISAKI: 濃さや色味を変えます。

シンプルな答えだが、これがプロの仕事だ。


🪞 第七章: 受講者へのアドバイス、3つのレベル

HARIBOW Online Lesson の受講者は、メイクとどう向き合えばいいか。MISAKIに、3つのシーンに分けて聞いた。

① 自分で動画撮影する時

MISAKI: 自分に自信が持てるメイクをすること。

flekky

自信が持てるメイク…抽象的なようで、めっちゃ大事っすね

② 発表会・大会に出る時

MISAKI: 衣装、パフォーマンスにあったフルメイク。

flekky

場面に合わせる、ってことっすね

③ やったことない男性受講者へ

MISAKI: 最初は難しいですが、練習すればみんなできます!メイクは「女性っぽくなる」ツールではないので、チャレンジしてみてください!

flekky

この言葉、最初に聞いて、すげー気持ち軽くなったっす


💡 第八章: 失敗あるある、リカバリー方法

flekky

メイクの失敗あるある、ありますか?

MISAKI: アイシャドウのグラデーションがうまくできない時。

flekky

どうリカバリーするんすか?

MISAKI: 上からキラッキラのラメを足す。

flekky

ラメ!?

MISAKI: 少し色味が柔らかくなって、誤魔化せます(笑)

flekky

プロでも誤魔化すんすね…なんか安心したっす


💪 エピローグ: メイクは、自分を見るためにある

インタビューの最後に、MISAKIにこう聞いた。「メイクって、何ですか?」

MISAKI: 日常から、自信を変えるもの。

flekky

…MISAKIさん、オレ、まずスキンケアから始めてみるっす!

MISAKI: いいですね!練習すれば、誰でもできるので。


メイクは「女性っぽくなる」ツールじゃない。

自分の骨格に光と影を入れて、自分を引き出す道具。 華美にしすぎず、等身大で立つために。

そして、何より。

スキンケアから、始めてみる。

それが、第一歩。


👥 登場人物紹介

misaki

MISAKI です。HARIBOW でスピード、メイク、衣装を担当しています。ダブルダッチ歴12年。今回はメイクの第一歩を、伝えにきました

MISAKI(ミサキ)

  • HARIBOW で活動するプレイヤー
  • スピード(競技ダブルダッチ)、メイク、衣装担当
  • ダブルダッチ歴12年
  • 2025年「La France a un Incroyable Talent」予選で世界の舞台を経験
  • HARIBOW のメイクの「等身大」哲学を体現する人物
flekky

オレ、フリッキー!19歳、ダブルダッチ歴1年8ヶ月の大学2年生っす。今回はメイク未経験で MISAKI さんに弟子入り志願!

フリッキー(主人公)

  • 19歳、神奈川出身、大学2年生 + コンビニ夜勤バイト
  • ダブルダッチ歴1年8ヶ月
  • カッコつけてるけど、根は純粋
  • 小学生時代、テストで全部の問題が解けなかった時に何も書かずに出して「間違ってない=ノーミス=100点です」と先生に言い張った事がある
  • 口癖:「マジで?」「やばっ」「すげーすげー」

📚 参考・関連情報